『新ビックリマン』(しんビックリマン)は1989年4月9日から1990年8月26日にABC発テレビ朝日系で全72話放送されたテレビアニメ。
それまで同枠で放送された『ビックリマン』の続編。ひょんな事から一緒に旅をすることになったピア・マルコ達一行が、最終的に真に平和な世界「新河系」を築くまでを描く。
ロッテの『ビックリマン 悪魔VS天使シール』の第20?24弾に相当しており、シールのストーリーの後追いだった前作とは異なり、シールと同時進行となっていた(しかし2年目からは多少オリジナル色が強くなった)。
次界 [編集]
ピア・マルコ→サン・マルコ→アレキサンマルコ(藤田淑子)
前作のメインキャラクターにして伝説の英雄、ラファエロココとシヴァマリアの子(分身)であるのみならず新たな世界を担う次代と呼ばれる種族だが、本人はそれを知らずただのお守りだと思っている。
口癖は「ぴぁ」。のんびり屋で、食べ物(特に饅頭)に目がなく、天然ぼけぶりを発揮するが機転が利く一面もある。裏表がなく、純粋無垢な性格で、敵味方問わず好かれる。紫の長い髪と水色の瞳が特徴。
怪力の持ち主で大岩を軽々と持ち上げることができる。旅を続けるにつれ、セントジュエルは腰のベルトに吸収されていき、次第にその力をつけていく。[1]
「ビックリ村」からの脱出後、次界にまで攻めてきたダークマターの強大な力に敗れるものの、聖ランドで聖神ナディアと異聖メディアに再会し、自らの欠点である「欲望」を見つめなおすため修行する。そして次界が崩壊寸前にされたとき、「本当の使命」に目覚め、次界の太陽サン・マルコとして大きく成長することになるが、そのために親友サイキュロスと争うことになってしまう。[2]
最終回では12個のセントジュエルと合わさり、あらゆる世界を救う英雄アレキサンマルコとしてさらにパワーアップし、真に平和な世界「新河系」をつくりあげた。[3]
プッチー・オリン/オリン姫(久川綾)
マルコ達一行を聖宝石へ導く謎の少女。青い葉の髪と青い目、白い肌の小さな妖精のような姿をしている。優しい性格だが意志が強く、時に一人で先走ることも。
得意技は赤いカスタネットを使って様々な術を使うこと。「プッチー」「ワッピー」としか話せないが、曼聖羅編終了後は普通に会話できるようになった。(それとともに肌の色も多少人間らしくなった)
正体は、次界を滅ぼそうと企む曼聖羅の女王異聖メディアの娘「オリン姫」[4]。聖神ナディアらへの個人的な恨みから次界を滅ぼそうとする母を止めようと聖なる魂、プッチーの姿に変身して一人次界へと旅立つ。オリン姫の時は水色の瞳に赤紫の髪をしている。また、曼聖羅編最終回ではナディアにより後継者に指名される。[5]
ベリー・オズ(塩沢兼人)
様々な時を写し取った聖ボックスを無数に収める「時の城」のガード天使。かつてヘッドロココたちと出会った天使一角キング(平野正人)の子孫。
生真面目な性格で「美しくない」曲がったことが大嫌い。自らの容姿、ガード天使であること、そして剣の腕に誇りを持っていることから勝手に「指揮官」だと自任しており、仲間を見下したような態度を度々とり、コッキーとケンカになったり、マルコを馬鹿にするなど、やや傲慢な部分もあったが、実際は不器用な努力家なだけである。頭が良くまとめ役や作戦を考えたりする活躍が多いが、かなりの三枚目キャラで、自らも(マルコ達に負けず劣らず)意味不明な行動をとることもたびたび。加えて大変な音痴。髪の色はオレンジで瞳は黒色。
必殺技はマヤ・セッ剣。剣の腕や少し変わった性格は、先祖からの遺伝と元師匠の男キホーテ王(田中和実)の影響を大きく受けている。
最終回ではパワーアップ。先祖伝来らしいジャイケット姿を披露し、決死の覚悟でバリアに立ち向かうが全く歯が立たなかった。だがサン・マルコの失われた記憶を揺り動かすきっかけになった。
19弾シール次代。最終回のジャイケット姿は22弾ヘッドシール時のもの。その後もシールでは散発的に登場した。
ディオ・コッキー(千葉繁)
盗みを生業とする悪魔。物語中二度も「時の城」に忍びこみ聖ボックスを盗むという重要な役を担う。悪魔帝国を築くという夢の為、ひたすら「お宝」を狙う。ずる賢くすばしっこい悪党を気取っているものの本当の悪になりきれない。皮肉屋で、自らの利益にならないことに関しては投げやりな一方で、恋をした女性(プッチー(オリン姫)や「ルビコン・エリア」のパソン姫、ベイギャルズの「ボルカンヌ」)に対しては、命を賭して彼女らを守る行動をとるなどの純情さも持ち合わせていた。
祖父の昔話からブラックゼウスに憧れており、旅の途中で一時はマルコ達を裏切ったが、一緒に旅してきた仲間たちのことが忘れられず結局は戻ってきてしまう。物語を通じて様々な仲間と触れ合うにつれ、内面も少しずつ変わっていく。
原作シール19弾次代シールではオレンジ色の服だが、アニメでは黒い服をきて赤色の髪と瞳をしている。
ヤマトウォーリア(堀川亮)
次界警備隊隊長(執政官)で、オズの上司。次界を築いたヤマト爆神の子孫。長い黒髪、黒い目の持ち主。額の白いはちまきと桃色の鎧が特徴。[6]
当初マルコ達一行を罪人として捕まえるようベイギャルズに命令していたが、次界の危機を知ってからは協力するようになる。心配性で小心でおっちょこちょいだが頭の回転は速い。剣と防御技が得意。
先祖のヤマト爆神は、攻撃時「やっちゃきー」という掛け声を出していたが、彼は「どっちゃきー」と叫ぶ。
19弾シール次代。
ヘラクライスト(飛田展男)
前作でブラックゼウスに勝利した後、天聖門への道のバリアをこじ開けようとして故障し眠りについていた聖ボット。ヤマトウォーリアによって復活するが、復活したブラックゼウスとの戦いで未修理の弱点を突かれ破壊されてしまった。
スーパーゼウス(八奈見乗児)
天聖界のヘッド。次界の危機を知らせたり、サン・マルコに「時の綱」の在り処を教えるなど、物語の先導役を果たす。詳しくは、スーパーゼウスを参照。
リポ太坊<リポターボ>(龍田直樹)
次界のリポーター。アニメタイトルコール前に、これまでのあらすじを紹介したり、各エリアに現れ実況中継を行なうなどの活躍をした。
のりのん(林原めぐみ)
英雄の国、ペリドミリィで英雄になる事を夢見る次代の少年、天使のガールフレンドカーニボンを守れなかったことを苦にして、英雄になることにこだわっているが、わが身かわいさにマルコを裏切ったり、カーニボンに再会したとたんに信念が変わるなどの情けない姿が目立つが、それでもマルコのピンチに自ら駆けつけるなど男気も見せる。
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